活動報告

2012年3月15日(木) 熱回収施設設置者認定   ㈱クレハ環境 かながわ事業所の見学会を実施

 2012/3/15  熱回収施設設置者認定 ㈱クレハ環境 かながわ事業所の見学会を実施 阿部部長と小野営業所長と共に
 平成24年3月15日(木)、女性部は株式会社クレハ環境・かながわ事業所(川崎市内)の焼却施設見学を行いました。同社は1971年より福島県いわき市に本社をかまえ、主に特別管理産業廃棄物等の廃棄物収集運搬、焼却処理を中心事業として行っている企業です。今回の見学場所である川崎市内の事業所は、2010年に財団法人かながわ廃棄物処理事業団より事業を継承し、同年に「株式会社クレハ環境 かながわ事業所」としてスタートされました。
 施設見学当日は営業二部長 阿部裕之様、かながわ営業所長 小野康弘様のお二方よりご説明を頂きました。2012/3/15 熱回収施設設置者認定 ㈱クレハ環境 かながわ事業所の見学会を実施 阿部部長より説明をうける実際の施設見学前に同社と当該施設についての概 要をお話し頂いたのち、部員は二班に分かれて工場内を見学致しました。
 幅広く廃棄物に対応するために、同施設ではキルンストーカ炉と流動床炉が設置されており、また前処理工程においてはアルミ、鉄の自動選別がなされます。さらに施設での廃熱利用によるサーマルリサイクル発電量は、なんと最大で4,800kWもの熱量になり、発電した熱はセンター内で有効活用、余剰分は電力会社に売却しており、川崎市より「熱回収施設設置者認定」も受けています。
 また、いわきの施設では高温分解において『国の基準より厳しい独自の基準』を設けて業務を実施しています。特に熱分解技術に優れ、ダイオキシン類やフッ素、医療廃棄物、微量PCB等の有害物質を分解することが可能です。
 悩みは、焼却後の灰を埋め立てる際の処分費が高騰している点で「お客様には安くはない額を支払って頂いているので相応のサービスが出来るように努力する所存」と熱く話されていました。適正に処理するための費用として、お客様の理解が得られるように誠意をもってしっかりと説明していきたいとのことです。
 同社工場見学の案内は雑誌『工場見学』『工場 & 社会科見学』にも掲載されています。「顧客はもちろん、一般の方にも廃棄物の適正処理に関する理解を深めてもらいたい」との願いがこめられています。
 本社工場についてもお話を頂戴したところ、同工場は海岸線より2kmの地域にあり、昨年の東北地方太平洋沖地震での津波による直接的被害は無かったものの地震による影響により操業を一時停止しましたが、地震発生から2週間でいち早く稼働を再開し、産業廃棄物の処理をスタートしました。
 また、難処理物についても、同工場での処理を積極的に行い被災地に貢献していきたいとのお話でした。

 廃棄物の適正処理に対しての姿勢や、顧客への対応等、施設の見学およびお話を聞かせて頂き、同社の皆さまの並々ならぬプロ意識の高さ、たゆまぬ努力の精神を感じました。品目は違えども、同じ廃棄物処理に携わる者として身の引き締まる思いがいたしました。
 このたびの施設見学会にご尽力くださった皆様に、心より御礼申し上げます。 (加藤商事㈱ 奥 彩 記)

2011年2月9日(木) 千葉県協会女性部会主催の関東地域交流会開く

 平成24年2月9日(木)午後2時より、三井ガーデンホテル千葉にて、社団法人千葉県産業廃棄物協会女性部会主催の平成23年度関東地域交流会・賀詞交歓会が開催されました。
2012/2/9 千葉県協会女性部会主催の関東地域交流会開く 関東地域交流会風景  恒例となっている関東地域交流会とあって、顔なじみの方々とお会いでき、とても嬉しい気持ちで一杯になりました。主催者の千葉県産業廃棄物協会女性部会をはじめ、埼玉県産業廃棄物協会女性部会、また栃木県産業廃棄物協会からも女性会員の方々が参加され、当協会女性部からの参加者11名を含めて、総勢約40名 が一堂に会しました。
 交流会は、千葉県産業廃棄物協会女性部会の宮内美津子部会長の挨拶で幕を開け、同協会事務局長の柴澤孝一氏の講演「千葉県旭市での災害廃棄物への対応」へと続きました。
2012/2/9 千葉県協会女性部会主催の関東地域交流会開く 当日参加者の集合写真  柴澤事務局長からは、東日本大震災による千葉県内各地の人的被害をはじめ建物被害の状況が報告され、災害協定に基づく協会の支援と契約関係のフロー図、そして協会災害対策特別委員会の立ち上げ、協力体制の確立等についての説明がありました。災害協定「地震等大規模災害時における災害廃棄物の処理等に関す る協定」は、平成15年9月11日付、千葉県知事と協会会長間で取り交わされたそうです。
 講演を聞いているうちに、壮絶な被災現場の状況が目に浮かんできました。処理に携わった方々のご苦労に心より感謝いたします。そして、我々ができる支援、これからも起きうる大災害に向けて、万全な体制を構築する事の大切さを痛感いたしました。
 引き続き、賀詞交歓会は、和やかな雰囲気の中スタートしました。この様な交流会を通じ、『絆』を大切にしていきたいと決心いたしました。(㈱クリエイト 吉田きく江 記)

2011年12月15日(木) 『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』をテーマに勉強会

  2011/12/15 『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』をテーマに勉強会 講師の「かたづけ士」小松氏平成23年12月15日(木)協会会議室において、日本初の「かたづけ士」として活躍されているスッキリ・ラボ代表の小松 易(やすし)氏を講師に迎え、小松氏の著書のタイトルでもある『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』をテーマに、年内最後の部内勉強会を開催した。 年末を迎え、会社内・自宅を片づけようと思っているタイミングでもあり、部員も皆真剣に小松氏の講演に聴き入っていた。
 小松氏は前職の建設会社で、現場における「片づけの重要性」を学び、その経験から誰しもが持っている「片づけ力」を引き出すことを信念として、現在は講演会・企業研修・カウンセリングにと活躍されている。

~ 片づけの極意 ~

■仕事が忙しく■片づける時間がないと■散らかってしまい■いつも探し物をしていて■仕事の効率が悪くなり■結局仕事が忙しい、という負のスパイラルにはまってしまう。では、どうすれば片づけられるか……。

片づけの極意とは:
 当たり前の動作として、無意識ではあるが、ついやってしまうような『習慣化』にすればよい。

 『習慣化』する為には、一度リセットし、片づけの意識を持ち行動に移す。そして、その行動とは、『整理(減らす)』・『整頓(場所を決める)』・『維持(続ける)』そして『習慣化』へとステップアップしていく事である。すぐ始める事、少しずつでも維持する事が、何よりも『習慣化』への近道になる。

 片づけは、仕事の効率だけでなく、お客様のため、会社のため、自分のために重要なことだと改めて感じた。「片づける」という事が、毎日歯を磨くように『習慣化』できれば、仕事の効率が最大限に上がり、会社の利益にもつながる。そして、その為に必要なものは「意識」であり「考え方」である。早速1つ目のステップ『整理をする』から始めてみようと思った部員も多いのではないか。
 最後に、有意義なお話しをお聞かせいただいた小松様ありがとうございました。(㈱ティーエムハンズ 佐藤和子 記)

2011年11月17日(木)~18日(金) 「水俣環境学習・エコタウン見学」研修会

 11月17日(木)~18日(金)の二日間で、水俣市立水俣病資料館、国立水俣病情報センター、JNC株式会社(旧チッソ)の見学会を行いました。
2011/11/17 「水俣環境学習・エコタウン見学」研修会 JNC株式会社(旧チッソ前にて)
 17日(木)午前9時過ぎに鹿児島空港に到着し、バスで熊本県環境センターへ向かいました。汚染された水俣湾の58 ヘクタールを埋立て、平成2年に完成した施設です。
 そこでは副館長に御説明頂きました。熊本県の400校の小学5年生が毎年環境授業を受けており、出張講座も行って いるそうです。以前は環境の専門家を講師に迎えていたそうですが、現在の講師は教師のOBだそうです。体験学習も盛り込み、小学生でも分かりやすく飽きないよう、遊び感覚で環境学習が行われています。資料や勉強教材が講師の手作りとの事でした。そうした中で環境教育を受けた子供達の環境に対する意識はとても高いようです。
 昭和31年、水俣湾にチッソの有機水銀を含む汚水が流されて水俣病が発生しましたが、水俣市立水俣病資料館では、「語り部」の前田さんによるお話をお伺いしました。3歳で急に歩けなくなる等の症状が出て小児性水俣病が発症したそうです。その為小学校への入学は10歳となり、リハビリをしながら 通学されたとのことでした。とても明るくお話頂きましたが、お話と壁に展示された資料とに涙する部員も少なくありませんでした。
2011/11/17 「水俣環境学習・エコタウン見学」研修会 熊本県環境センターにて  国立水俣病情報センター、水俣市立水俣病資料館を後にし、水俣病の原因企業であるJNC株式会社(旧チッソ)へ向かいました。広大な土地を持つJNC㈱では13の水力発電所を持ち、現在も自家発電を行っており、発電量の7割を九州電力へ売却するほどの電力 供給を行っています。世界の液晶市場の54%はJNC㈱の製品が使われていますが、肥料以外の製品は液体かパウダー状で出荷される為、企業名は出てきません。2011/11/17 「水俣環境学習・エコタウン見学」研修会 JNC株式会社(旧チッソ)で説明を受ける
 そこではJNCサービス㈱の木戸さんにお話をお伺いしました。「公害を発生させた原因企業が、今なお水俣市に居るのは何故か?」とよく聞かれるそうです。各方面のスペシャリストが水俣 に集結し、水俣市や土地を誘地して下さった方々に恩返しをする為、また、特効薬の無い水俣病の今後も見て行かなくてはならないので、物を売って患者に生活費を保障しなくてはならないとの事でした。
 水俣病の認定や補償の裁判は長期化し最高裁の判決は2004年までかかりました。水俣病で多くの涙が流され、命や健康が失われましたが、水俣病の失敗を認め反省し、二度と繰り返さないようにしていく事が求められています。
 確かに日本の高度経済成長にチッソは貢献していたと思いますが、水俣病の発生から12年もの間、有機水銀を含む工場排水を流し続けていました。この事を受けその日の夕食時には、廃棄物の適正処理について、今後とも、排出事業者に対し強く訴えて行かなくてはならないとの声も上がり、廃棄物処理に携わる者としての意識を強く持ちました。
 末筆となりましたが、今回の研修旅行に御尽力下さった方々に深く御礼申し上げます。(高俊興業㈱ 森田珠真子 記)

2011年10月20日(木) 「水俣環境学習・エコタウン見学」で事前勉強会
             熊本県東京事務所次長の中山広海氏招く

 平成23年10月20日(木)、協会会議室において、女性部の勉強会が行われた。
 今回の勉強会は、きたる11月17日(木)~18日(金)に実施する「水俣環境学習・エコタウン見学」研修会に向けての事前勉強会として企画されたものである。
 講師は熊本県東京事務所次長の中山広海様である。水俣病と共に歩んできた熊本県水俣市の歴史を始めとし、水俣病の概要や今までの患者への対処、また水俣病と関わりの深い株式会社チッソ(現:JNC株式会社)の歩み、果ては環境モデル都市としての実績や取り組みの紹介等多岐に渡ってお話をお聞かせ頂いた。
 さらに、水俣病の蔓延により、当時は地域間の対立や就職や結婚への影響、魚が売れなくなるという産業への被害 などの胸の痛む話や、病気の判定が難しく、患者の方の苦労が多い等の実態に即した話も多く頂いた。
 誰もが知っている病ではあるが、前述のように歴史や対応策等の詳細な内容を知る機会に巡り合う事があまりなく、水俣病の爪痕を改めて認識する場となった。
 講演後には質疑応答の時間が設けられ、部会員から様々の質問が飛び交い、およそ2時間の勉強会の時間はあっと いう間に過ぎた。

 「水俣環境学習・エコタウン見学」研修会は1泊2日の日程で、様々な場所を見学してまわる。水俣市立水俣病資料館や国立水俣病情報センター、および株式会社チッソ(現:JNC株式会社)の見学時には、水俣病に関して学習する。また県環境センターや「みなまたエコタウン」では、環境モデル都市としての水俣市への知見を深め、さらに人吉城・資料館では市の歴史に触れるという、盛りだくさ んな2日間となっている。

 今回の事前勉強会で頂いたお話を活かし、研修会当日も引き続き学ぶ姿勢を崩さずに、しっかりとした気持ちで見学会に臨みたいと思う。貴重なお話をしてくださった熊本県東京事務所次長の中山広海様に改めて御礼申し上げたい。
(加藤商事㈱ 奥 彩 記)
 
 

2011年9月15日(木) 前回と同様に勉強会を開き部員の自己紹介と自社の事業案内

 平成23年9月15日(木)、当日は9月にもかかわらず、真夏のような暑さの中、21名の部員が集まり、協会会議室において女性部の勉強会が行われた。内容は、前回に引き続き、自己紹介も兼ねた部員各社の事業案内である。
 登場する部員は、㈱東亜オイル興業所・羅暁燕さん、東京臨海リサイクルパワー㈱鶴岡公美子さん、中野運輸㈱松原美紀子さん、高俊興業㈱森田珠真子さん、加藤商事㈱奥彩さん、㈱フジ・トレーディング大羽敬子さんの6名。
 各社の事業概要や部員が担当している業務の内容、今の仕事に就いた経緯、将来のビジョン、社内での悩み等いろいろと知ることが出来た。各社15分の予定が多数質問も飛び交い、勉強会の時間はあっという間に過ぎた。
 今回の発表者は6名中4名が今年度入部された新入部員で、まだ数回しか顔を合わせた事の無い中での発表となり、とても緊張されている様子であった。
 それぞれ分野、立場は違えども、業界で働く女性同士、悩みを相談したり、情報を共有したりと意義ある女性部の活動となるよう今後も積極的に取り組んでいきたいと思う。 (リサイディアコーポレション㈱ 小野寺美加 記)
2011/09/15 前回と同様に勉強会を開き部員の自己紹介と自社の事業案内 【今回登場の皆さん】

2011年7月21日(木) 部員の自己紹介と会社営業案内を行う 続いてグループ設け意見交換

 平成23年7月21日(木)、協会会議室において、女性部の勉強会が行われた。
 ここ数ヶ月女性部では部員数が増加傾向にあり(7月末現在29社30名)、特に若手社員の入部が増えている。ハツラツとしたエネルギーにあふれ、何とも頼もしい限りである。
 そこで新しい顔ぶれも増えてきたことから、今回から自己紹介を兼ねてシリーズで部員各社の営業案内を行うこととした。
 まず今回登場したのは、白井エコセンター㈱・木村英恵さん、㈱ティーエムハンズ・佐藤和子さん、㈱市川環境エンジニアリング・高野友理さん、㈱ユーワ・越阪部紀子さんの4名。
 各社とも専門分野が異なり、それぞれがユニークな取組みをされていて大変興味深い話が多かった。
 また続いて1班4人程度に分かれて意見交換会が行われた。これは前回、参加者に大変好評だったので引き続き企画されたもので、部員の日常業務の中での悩みや相談を事前に募集し、少人数で話し合うというもの。
  皆さん異業種ではあるが、よりよい会社にしていくための組織作りや組織運営については各社共通のようで、質問や議論が集中していた様子であった。
 今回の勉強会でも終始活発でかつ和やかに話し合いが行われ、皆さんの日頃の問題意識の高さが窺われた。
 部員の皆さんは、社内での立場や年齢などは様々だが、誠実に仕事をしたいと願う一人の人間として、真剣に議論をしている姿が印象的だった。(山下産業㈱ 平原由樹 記)
2011/07/21部員の自己紹介と会社営業案内を行う 続いてグループ設け意見交換 【今回登場の皆さん】

2011年6月16日(木) 「廃棄物業界における女性のキャリアの積み方」をテーマに部員が経験談

 平成23年6月16日、午後3時より協会会議室において「廃棄物業界における女性のキャリアの積み方」をテーマに、部員の㈱第一建設の伏見さん、山下産業㈱の平原さんのお二人を講師に迎えての勉強会が開催されました。
 伏見さんからは、キャリアを積んで行く過程での視点の変化という点で、業界の変遷を織り交ぜながらお話をしていただきました。
 現在の伏見さんからは想像もつきませんが、第一建設のパート社員として入社してからの数年は、仕事への意欲が希薄で、自分はこのままパートで終わると思っていたそうです。
 時代は建設ラッシュを迎えていました。伏見さんは手探りの状態で配車や設備投資、組織等、社内のあらゆることに 携わることになります。「体力も知識もないのに、ひたすら走り続けるような状況が続いてきた。」とのことでした。
 ご本人曰く後悔と反省の連続だったそうですが、「現在まで仕事を続けてこられたのは、どんな状況でも逃げずにやってきたこと。」という力強い言葉が印象的でした。
 続いて平原さんから、活気ある職場とは何かを中心に、お客様とのトラブル・苦情や職場の問題をどのように乗り越えていったのかを具体的にお話いただきました。
 平原さんが大学卒業後に携わった会社は、社員一人ひとりが新しいことにチャレンジすることを奨励し、失敗しても「そこから何かを学び、全員で共有しよう!」という気風があったそうです。新しい発想で様々な提案をしやすい環境であったため、お客様とのトラブルや苦情 も新たな取り組みの契機とし、新たな問題解決のためのサービス提案を行うことに心がけることができたそうです。
 また、奇しくもお二人のお話で共通していたことは、頼りにし、期待していた部下に突然去られてしまうという点で、これに対しお二人は、相手を責めることなく、自らを深く見つめて反省することで、社内のコミュニケーションを改善することに繋げていきます。
 お二人の話から、失敗から目を背けず、原因を掘り下げていくことで、マイナスをプラスに転じていく強さと行動力を感じました。
 続くグループ別討論もお二人の話の影響を受け、非常に活発なものとなりまし た。女性部には経営者から社員の方まで様々な立場の方がいらっしゃいます。「仕事へのモチベーションを高めるには」「社内での情報共有の仕方」「人材教育」など様々な視点から活発な意見交換が行われており、議論が尽きない様子が印象的でした。
(㈶東京都環境整備公社 斉田多恵子 記)
 

2011年5月19日(木) 東日本大震災の被災者に向けた黙とうで始まった女性部定時総会

2011/05/19 東日本大震災の被災者に向けた黙とうで始まった女性部定時総会 今後の活動方針を示す二木部長  平成23年5月19日(木)午後2時30分より、協会会議室に於いて女性部第7回定時総会が開催されました。出席者は、部員28名に対し、23名(内委任状2名)あり、過半数を満たす出席のもと総会は有効に成立いたしました。
 まず、協会の古川専務理事よりご挨拶を頂き、環境省がとりまとめた東日本大震災に係る災害廃棄物処理のマスタープランの資料提供と説明、東日本大震災への義援金及びアースデイでの義援金、又、廃プラに対する部員からの情報提供のお願い等の説明を承りました。
 引き続き、二木部長より今年度の女性 部としての活動とあり方について、次のとおり報告がありました。「今年度は、通常、年度の最初に行う総会が5月になり、4月に青年部と合同のアースデイへの参加と共に、3月に起こった東日本大震災への義援金を募る為、Tシャツとマグカップを販売する活動からスタートした異例の年でした。東日本大震災は、私達にとっても、初めて経験した大きな災害となりました。東北にある私たちの仲間の会社にも大きな被害を受けたと聞いています。しかし、そうした状況であっても、部員同士の密接な連絡網や助け合いがあり、改めて女性部員のつながりの固さを実感出来た事は、心強く頼もしいと実感しました。これからも、このつながり・女性部のネットワークを大事にし、今まで以上にこの『絆』を強化し、女性部の一員で良かったと思えるような部活動を提案し、長く一緒に同じ目標に向かって進んでまいりたいと考えております。東日本大震災は、まだまだ傷跡を残していますので、引き続き、私達が出来る事から協力していきましょう。」
 二木部長の挨拶の後、吉田幹事が議長を務め、
●第1号議案 平成22年度事業報告
●第2号議案 平成22年度決算報告
●第3号議案 平成23年度事業計画案承認の件
●第4号議案 平成23年度予算案承認の件
についての審議が行われ、いずれも満場一致で議案は承認可決されました。
 議事終了後、司会者より新入部員2名の紹介と、退部者2名についての報告があり、総会は閉会となりました。
 暫しの休憩をはさみ、東京都環境局廃棄物対策部産業廃棄物対策課の磐井指導係長及び渡部審査担当係長より、「第三者評価制度について」と「改正廃棄物処理法について」の研修を受け、全日程を終了いたしました。
(中野運輸㈱ 松原美紀子 記)


2011年4月23日(土)~24日(日) アースデイ東京2011 ~青年部と女性部が共同で復興支援活動~

 平成23年4月23日(土)、24日(日)の2日間、渋谷区代々木公園内に於いて「アースデイ東京2011」が開催されました。今年は青年部と女性部が共同で東日本大震災復興支援の義援金を募るブースを出展しました。青年部は昨年に引き続き2回目の出展 となり、ご家族等関係者を含め両日あわせて延べ68名が参加、女性部からは20名が参加しブースの運営などにあたりました。
 今回は青年部の皆さんとの共同活動という事もあり、いつもとは違った雰囲気を楽しみながら貴重な経験となりました。
  2011/04/23 荒天の土曜日 二木女性部部長とみんな笑顔で


第1日目:平成23年4月23日(土)


 あいにくの季節外れの冷たい雨と風の中、4月23日(土)、女性部として初めて「アースデイ東京」に参加しました。今回はもう一つ初の試みとして、青年部とのコラボレーションでの出展となりました。 そんな初めての出展内容の検討を進める中、3月11日に東日本大震災が発生し、その影響により出展内容を大幅に変更することになりました。そして出展内容は「チャリティーマグカップ」と「チャリティーTシャツ」の販売を通して得られた金額のうち原価を除いた利益を、震災により大きな被害を受けた地域の産業廃棄物 協会に役立てて頂くということになりました。
 この「チャリティーマグカップ」は、ペットボトルの成型段階から発生する樹脂の端材を再利用した、エコなマグカップであると同時に、アースデイの会場においても、マイカップとして利用できるので大変便利です。アースデイの会場では、飲み物を購入する際は基本的にマイカップやマイ食器を持参し、持参していない場合は有償で借りることになっており、返却する際は簡単にきれいにする必要があります。当日も、早速このマグカップで一杯飲んできます、という来場者もいらっしゃいました。
 Tシャツは青年部からの提案で「ピンク」色。この桜色のTシャツを着た青年部と女性部の参加者でブースの周りは雨の中でも華やいでいました。Tシャツの表と、マグカップにはハートのロゴと「がんばろうニッポン!」の文字、Tシャツの後ろには手と手をつないだハートマークと「きずな」の文字。そんなTシャツを着た私たち女性部と青年部の参加者からも「きずな」が生まれ、Tシャツを買って頂いた方々、そして、その方々の義援金が渡るであろう先にも「きずな」が広まっていくような願いが感じられる一方で、実際に多くの青年部・女性部の参加者もTシャツやマグカップを買われていたことからも「きずな」を実感しました。
 残念ながら当日はほぼ一日中雨。私は個人的にほとんど毎年、開催期間のうち1日は来場していますが、いつも晴れの日に来場していたのか、まるでいつもとは異なる会場の人影の少なさに驚かされました。それでも来場した方々は大変熱心な方々が多いように思われました。また、いつもアースデイの会場に来場すると、 自分の普段接する機会が無いところで、多くの人々が地球のためにいろんな活動をしているということに感心しますが、今回の震災・津波という災害に続く、募金やチャリティー活動、節電、ボランティア活動への関心の高まりによって、このような様々な活動が注目をあび、広がっていくようなきっかけになるような感 じがしました。
 そんな人々の希望を象徴するかのように、23日の閉場間近、雨上がりの空には虹がかかっていました。
(㈱市川環境エンジニアリング 高野友理 記)
 

 第2日目:平成23年4月24日(日)

 二日目は初日とは打って変わって天気にも恵まれ、初夏の暑さの中全員が協力し合いブースの運営に参加しました。各団体や企業がそれぞれの特色を生かしたブースを出展し、環境や動物保護などを取り上げていました。今年は3月11日の大震災があったという事で義援金を募るブースや福島原発の周辺などの動物達の 現状を知らせるブースなどもありました。
 では、参加された女性部の皆様からの感想を紹介したいと思います。
 「土曜日、ピンクのTシャツを着たまま帰ったのですが、途中で会った方がTシャツを購入してくれました。」(山下副部長)、 「青年部とのコラボは新鮮な気持ちで一日を送る事が出来ました」(伏見さん)、「関心を持つ事、参加する事の大切さを改め て思いました」(大羽さん)、「色々な団体が様々な活動に取り組んでいるのを見るのも楽しいものです」(野村副部長)、「今 世の中で何が起こっているのか、何が問題なのかを考えさせられるよい機会で意味のある事だと思いました」(渡邉さん)、など色々な感想がありました。
 子供からお年寄り、日本の方から外国の方々沢山の関心の中アースデイに参加し、今何をするべきなのか、何が求められているのかを深く考えさせられる日でした。この様な機会を得て青年部との交流が持てた事に新しい発見があったような気がします。その新しい発見を今後の活動に生かせたらいいなと思いました。(㈱ユーワ 温井貴子 記)

アースデイ東京2011 <1日目><2日目>


2011年2月10日(木) 埼玉県産業廃棄物協会女性部会主催 関東地域交流会・賀詞交歓会に参加して

2010/12/16 映画「バスーラ」上映会・監督講演会 集合写真

 平成23年2月10日㈭、大宮サンパレスにて埼玉県産業廃棄物協会女性部会主催の関東地域交流会・賀詞交歓会が開催されました。
 会場は、「産廃女子」の熱気で溢れていました。主催者の埼玉県産業廃棄物協会女性部会をはじめ、千葉県産業廃棄物協会女性部会、また、茨城県産業廃棄物協会と栃木県産業廃棄物協会からもそれぞれ女性会員の方々が参加されました。当協会女性部からの参加者18名を含めて、総勢約40名が一堂に会しました。
 交流会は、埼玉県産業廃棄物協会女性部会の徳原昭子部会長の開会の挨拶で幕を開け、埼玉県環境部産業廃棄物指導課監視・指導担当主査の宮原正行氏の講演へと続きました。宮原氏
 宮原氏は「改正廃棄物処理法について」というテーマで、今回の法改正を解りやすく解説して下さいました。また、埼玉県の環境に対する取り組みをはじめ、観光スポットやご当地グルメといった「彩の国」の魅力もご紹介下さり、埼玉県庁職員の方々の広報活動を重んじる姿勢にも感服しました。
 続いて当協会女性部二木部長から、この1年間に見聞きし、感じた産廃業界についてのお話がありました。次に埼玉県産業廃棄物協会の柴﨑猛夫専務理事の講話があり、およそ1時間半の交流会はなごやかなうちに終了しました。
 賀詞交歓会はフロアを移して行われました。円卓が並んだ会場では、会場入口で引いたクジの番号に従って着席をしました。会
 主催者の徳原部会長のご挨拶に引き続いて、埼玉県産業廃棄物協会の松澤博三会長のご挨拶、そして来賓の方々の紹介へと続きました。乾杯後、各部の紹介や歓談、名刺交換といった和やかな雰囲気の中、会場内で一際目立っていた艶やかな着物姿の女性、講談士の神田蘭さんが講談を披露して下さいました。
 神田さんの楽しいお話に会場は笑いの渦で埋め尽くされ、産廃業界に吹いていた不景気風も、女性パワーと笑いの渦に、完全に飲み込まれてしまったようです。
 二木部長の今回の講話にあったように、日本の産業構造全体の急速な変化に伴い、産業廃棄物業界も転換を迫られています。

 そういった新しい時代の潮流の中で、流れに飲み込まれるのでもなく、抵抗するのではなく、女性ならではの柔軟な発想や視点、そして今回のこの交流会のように、つながりを大事にする姿勢が、この業界に今後最も求められていくあり方ではないか、そんなことを考えさせられる貴重なひと時でした。( 渡邉 記)

2010年12月16日(木) 映画「バスーラ」上映会・監督講演会 懇親会

 平成22年12月16日(木)日本ペイント株式会社東京研修センターにて、東京産業廃棄物協会の研修事業の一環として、協会女性部の運営・企画により、四ノ宮浩監督作品・映画*「BASURA(バスーラ)」(【バスーラ】とはタガログ語で「ごみ」を表す)の上映会と同監督による講演会を開催いたしました。当日の来場者数は144名と大勢の方々に御来場頂き、協会の古川専務理事の挨拶の後、約2時間にわたり「BASURA」を上映いたしました。「BASURA(バスーラ)」:フィリピン・マニラ郊外の巨大なごみ捨て場の街「スモーキーマウンテン」で、ごみを拾って転売することを生業として暮らす子供、人々のドキュメンタリー映画
四ノ宮監督  この企画は女性部内で出た「BASURA」の話題から始まりました。何故、このような映画が製作されたのか。ある意味で廃棄物を取り扱う業界にいる私達と一致する部分があるのではないか。議論の結果、上映会を開催して多くの方々に観て頂こうということになりました。
2010/12/16 映画「バスーラ」上映会・監督講演会 集合写真  映画では、貧困の中で生活する人々の見せる笑顔がとても印象的でした。日本は物質的には豊かですが、精神的なもの、家族愛と言う面では「BASURA」の世界と比べてどうかなという想いに至りました。
 上映終了後20分間の休憩を挟み、四ノ宮浩監督による講演会「日本人が動いて愛と平和な世界に変える」を行いました。現地の状況を考えると、子供たちとすれ違いざま物乞いでもされるかと思っていたのに、笑顔で挨拶を返されたという監督のお話がとても印象に残っています。その後、監督への質疑応答を行い、来場者からの沢山の質問に一つ一つ丁寧にお答え頂きました。
 最後に二木女性部部長より、来場者の方々から当日お預かりした募金を監督にお渡し、研修会を終了しました。
 今回の研修会は、業界関係者以外の方々の参加も多く、産業廃棄物業界への関心を深めて頂いたことに加え、色々な方に色々な想いを抱いて頂けたのではないかと考えています。これまでとは違った角度から廃棄物の世界に一石を投じることが出来たのではないでしょうか。(越阪部 記)

2010年10月16日(土) 環境活動 国立市「第12回環境フェスタくにたち」出展

 10月16日(日)、国立市が主催する「第12回環境フェスタくにたち」が国立市役所近辺の会場で開催され、大盛況のうちに終了しました。当日は晴天に恵まれて温かい日差しの中で、50を超える企業や団体が出展、子どもたちの環境ポスター展や家具衣類のリサイクル販売や自転車の無料点検、絵本交換会や模擬店などさまざまなエコな催しがありました。
 私たち女性部は『廃油でキャンドル作り』を実演し、ブースに寄った子どもたちに体験してもらいました。中には「もう1回!」と足を運んで来た子もいましたし、友達を連れてきてくれた子もいました。完成したキャンドルはお土産として子どもたちに持ち帰ってもらい、また、キャンドル作りは家庭でも簡単にできるので、親御様には作り方のレシピを配布いたしました。楽しそうに体験している子どもたちを前に、私自身もそうですが、日々の生活の中で、エコを意識した行動が一人一人できるようになったらなと感じた次第です。
 今回使用した廃油は、使用期限切れの食用油でしたが、ご家庭で作る際は、揚げ物をした後に残った油が使えます。揚げた物によっては、多少臭いが残りますが、廃棄物として捨てるよりはキャンドルとして有効利用できますし、子どもたちと一緒にエコについて考える時間がもてるかと思います。
 今、地球環境保護のために、一人一人の意識付けと意識改革が重要になってきています。今年の女性部としての環境イベントはこれにて終了になりますが、また来年、『廃油でキャンドル作り』を通して、女性部の活動のアピールと、更には地域のみなさまに私たちのエコビジネスを知っていただければ幸いに思います。今年の冬至は12月22日、みなさんもご家庭や公共施設で仲間や大切な人とキャンドルナイトを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (森 記)

2010/10/16 環境活動 国立市「2010年環境フェスタくにたち」出展風景

2010年9月16日(木) 勉強会 文京学院大学学生との意見交換会

2010/9/16 勉強会 文京学院大学学生との意見交換会 集合写真

 平成22年9月16日(木)午後2時から約3時間にわたり、埼玉県ふじみ野市にある文京学院大学ふじみ野キャンパスにて女性部勉強会を開催しました。今回は講師を招いてではなく、以前勉強会の講師としてお招きした文京学院大学人間学部准教授中山先生のゼミの学生の皆さんと意見交換会という形でディスカッションを行いました。参加者は併せて26名でした。
 第1部は『廃棄物処理業界で働く女性』というテーマで、野村副部長(株式会社 東京クリアセンター)が講演を行いました。「昔一人で会社にて留守番をしていた時に、お客様より、まだ廃棄物の回収に来ていないが、と催促の電話連絡をうけ、自分は運転免許が無かった為に徒歩で駆けつけた。」というようなエピソードを織り交ぜながらお話をされ、最後に「中途入社で経理として入社したはずが、収集運搬と営業以外は全て経験させて頂いた。全てを経験させてくれた上司、会社があってこそ今の自分がいる。廃棄物をやっていてよかったと思える会社にしていかなければと思っている。」と語り、講演を閉めました。
 引き続き、部員の平原さん(山下産業株式会社)、松下さん(有明興業株式会社)、森さん(高俊興業株式会社)が、各企業の紹介と『産業廃棄物とは?』についての説明を行いました。
2010/9/16 勉強会 文京学院大学学生との意見交換会 その後、グループに分かれ、別室にて『廃棄物業界に対するイメージ』『将来の廃棄物処理業界のあり方』というテーマでグループディスカッションに入り、各グループの代表者がその結果について発表を行いました。業界というより、廃棄物のイメージは、やはり暗い、汚い、臭いというマイナスイメージを持っている学生さんがほとんどでしたが、「女性部の皆さんのお話を伺い、ゴミをゴミと思わず商品と思っていかないと明るい地球はない…。」などの意見も多数上がりました。
 第2部は学生の皆さんによるゼミの活動報告ということで、5つのグループの発表を伺いました。ゼミの皆さんは夏休みを利用して、日本各地、海外各地に行き、その目でいろんなことを見て、体験してくるという事です。1つめのグループは、キャンドルナイトへのイベント参加についてでした。地元の商工会やNPO団体と一緒になり上福岡駅前広場にてキャンドルナイトのイベントを行ったそうです。
 2つめのグループからは、夏休みを利用してフィリピンにステイしたときの報告がありました。実際に現地に行き、現地の食べ物を食べて、現地の家族と交流を持ち、フィリピンの人と人とのつながりや家族の温かさを体験したそうです。また、有名なゴミの山を見る機会があり複雑な気持ちになったそうです。3つめは幼児向け環境教室での活動報告でした。自然と触れ合いながら自然とうまく付き合っていく事や、生物多様性についてや食物連鎖についてなどを学ぶそうです。
2010/9/16 勉強会 文京学院大学学生との意見交換会 4つめは『ウミガメとの出会い』という内容で、実際に屋久島にウミガメの産卵を見に行ったグループからの報告でした。屋久島では絶滅危惧種のウミガメの産卵が行われているのですが、人が捨てたごみや釣り針などが砂浜に上がり、産卵に来る亀の数が減ってきているそうです。最後のグループの報告は、同じ屋久島の廃棄物の現状についてでした。屋久島には現在も廃プラスチック類の廃棄物が野積されているそうです。廃棄物は宮崎県に運び処理をしたそうですが、3万円/tの運搬費がかかり7,000tは処理されましたが、あまりに高額な為、経済上中止されたそうです。
 今回この様な機会があり学生の皆さんと交流が持てたことは、とても新鮮で新しい発見があったような気がします。これからの廃棄物業界にも若い女性が増え色々なアイディアが生まれると、もっともっとイメージが変わっていくと思いました。 (温井 記)

2010年6月17日(木) 施設見学会 見学先:大谷清運株式会社、株式会社五十嵐商会

2010/6/17 施設見学会 見学先:大谷清運株式会社、株式会社五十嵐商会 集合写真  平成22年6月17日(木)、真夏のような暑さの中で女性部メンバー17名は、大谷清運株式会社リサイクルプラントRE-BORN2010、株式会社五十嵐商会IGARASHI資源リサイクルセンターの施設見学を実施しました。
 私達は、舎人ライナー見沼代親水公園に集合し、その後大谷清運株式会社リサイクルプラントRE-BORN2010(東京都足立区)へ行きました。工場は、2010年3月にオープンしたということで車を降りた瞬間あまりのきれいさに大変驚きました。外観だけでなく、工場内はカラフルな設計と行き届いた清掃で「ここが中間処分場?!」と目を見張るほどです。また、従業員用のシャワールーム等もしっかり整備されており、女性ならではの配慮が行き届いています。
 回収してきたきれいなプラスチックは有価として売却、その他のプラスチックは今後ベルトコンベアで分別してRPFの原料とし、どれにも該当しないものはサーマルリサイクルをしていく予定です。
 二木社長の「リサイクルをしたい!資源化をしたい!」という強い思いで第二工場を建設、その強い思いを形にすべく現在RPFの試験運用をしています。
2010/6/17 施設見学会 見学先:大谷清運株式会社工場内風景 また雨水利用の屋上緑化、汚れや臭いがつきにくい塗料の採用、施設外周のこまめな清掃など周辺環境への配慮が至るところに感じられました。さらに工場内をいつでも近隣の皆さんに見て頂けるように見学通路を工場2階に設け、常にオープンな状態にしているそうです。近隣住民との良好な関係は、このような地道な努力の賜物であることを改めて実感しました。
 現在、リサイクル対象家電以外の家電に着目し、部品に何が含まれているのか、分解に要する時間はどの位なのかなど研究をしています。今後どんなリボーンがあるのか楽しみですね。
【施設概要】
許可品目:6品目(廃プラ、木くず、紙くず、繊維くず、金属、ガラス・コンクリート・陶磁器くず)
機械:破砕機、圧縮機、成形機

2010/6/17 施設見学会 見学先:株式会社五十嵐商会 リサイクルセンター内風景 続いて、株式会社五十嵐商会IGARASHI資源リサイクルセンター(東京都北区)へ行きました。周辺は工場地帯です。その中で食品残渣リサイクル施設とは思えないピンクのトレードマークの建物があります。このマークは五十嵐社長の強い希望だそうです。当初従業員から反対もありましたが、回収車を見てパン屋さんと思う子供もいて、イメージアップにつながっているようです。
 練馬区内約170箇所の小中学校や区老人施設などから平均約6t/日の回収をしています。回収してきた生ゴミ7:米ぬか3で機械に入れ、肥料を作ります。製品として合格しない肥料は破砕機で細かくし、生ゴミと一緒にまた機械に入れます。また、生ゴミを入れる容器の洗浄の際に出る生ゴミも機械に投入しており、廃棄物を一切出さないようにしています。
 製品としてできた肥料は、福岡のニラ業者、静岡の茶畑等で使われており、この肥料を使うと出来が断然良いとのことです。リヴァイブ練馬という粉状の肥料は、飼料としての使用も認められ、現在静岡の養鶏場でにわとりが食べています。そのにわとりが産んだ卵はアトピーの子供が食べてもかゆくならないととても人気があるそうで、卵1個110円。1度食べてみたいですね。
2010/6/17 施設見学会 見学先:株式会社五十嵐商会 リサイクルセンター内風景 臭気対策には市町村と同システムの直接燃焼脱臭方式を採用、騒音・振動対策は柱にパッキン、壁はグラスウールを二重にし、法的規制値以下に自主規制をすることにより、すぐそばのマンションへの配慮も万全です。
【施設概要】
生ゴミ一次処理プラント 最大処理能力:10.8t/日、処理時間:約15~17時間

 今回両施設の見学で、施設建設までの思い、近隣住民への思い、環境への思いを強く感じました。
 最後になりましたが、施設見学にご協力いただいた大谷清運、五十嵐商会の皆様誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。(木村 記)


2010年5月14日(金) 環境問題勉強会 講師:文京学院大学人間学部准教授 中山智晴氏
           テーマ:「台所から地球を考える」「生物多様性の保全について」

2010/5/14 環境問題勉強会 講師:文京学院大学人間学部准教授 中山智晴氏 勉強会風景

 平成22年5月14日(金)午後3時から約2時間にわたり、協会会議室において、今年度第1回目の部内勉強会を開催した。講師として、文京学院大学人間学部准教授(環境教育研究センター長・工学博士)の中山智晴先生をお迎えし、ご講演を頂いた。参加者は21名であった。
 今回の勉強会は、 「台所から地球を考える」というテーマで、「南北問題」「生物多様性」「ビオトープ」の3つのポイントから、お話していただきました。
 「物・自然・心の分配の不平等が、持続可能型社会の形成を困難にする。というお話では、具体例として先進国と発展途上国の真夜中の空の明るさを撮影した写真や、食糧不足で餓死してしまった幼い子供を狙うハゲタカの写真を見せていただきました。
 先進国にお腹をすかせた子供はいないというお話や、途上国の子供たちは早くから親元を離されて働きに行くなどの格差問題。携帯電話を作る部品の資源(Mg,Ag,Pt・・・など)のために森を追われるマウンテンゴリラ(655頭しかいない)などの環境問題について分かりやすくお話していただきました。
 講師を務めていただいた中山先生が在籍する文京学院大学の学生さん達は、「野生動物保護のため」という意識を持って、携帯をリサイクルに出しているそうです。中でも1番印象に残ったお話が、マングローブとエビの養殖のお話でした。
 1980年代に始まったエビ養殖ブーム以降、エビ養殖池の建設がマングローブ消失の最大の原因となり(この30年で半減)、そこで養殖されたエビも含めて、世界のエビの約3分の1を日本人が食しているということです。現地の人たちが書いた、「エビを片手にマングローブの林を荒らす日本人」の絵を見て、とても複雑な気持ちになりました。
 生物多様性維持のためには敵対や競争ではなく、自然に対する人間の働きかけがとても重要であるということや、「自然を元に戻す活動」のお話など、本当に大切なお話をたくさんしていただきました。
 今まで環境問題について、ここまで深く考える機会がなかったので、今回の勉強会に参加できたことをとても嬉しく感じます。また、これをきっかけに日本国内の問題だけでなく、海外の問題についても勉強していければと思いました。 (寺島 記)